昨日の夜中に〝お気に入り〟にあるサイトにアクセスした。
何の意味もなくサイトの中をあさった。
そして、知りました。彼が亡くなった事を・・・・・。
奥山さんを知ったのは、日テレの番組で『ジェネジャン』という番組で堂本光一君の司会のトーク番組。
テーマは、『命』!!
そこでは、さまざまな意見が交わされた。
奥山さんは、そのとき既に〝肺ガン〟の告知を受けており、余命2年と宣告されていた。
その奥山さんが綴った日記が、本になっている。自分は、すぐに取り寄せて、読みきった。
彼は、〝死〟に向かって一歩一歩進んでいる中、闘い続けた。
その中で、一人でも多くの人にその存在を残したいという気持ちから、本を出版することになった。
今年が、宣告された2年目だという事を気にして、サイトを閲覧していましたが、もう2ヶ月も前にその人生の幕を閉じていた。
悔しかった。
なんで、2ヶ月も気付かなかったのだろう・・・・・。
そんな自分が、悔しかった。
少なくとも、私がブログを書いているのは、彼の影響が多い。
〝自分が生きてきた証として、何かを残す〟という奥山さんの主張に共感を覚えた。
それゆえ、自分の足跡として、このブログを綴っている。
人の生きてきた証というのは、その人の生き様そのものなのではないかと思う様になってきた。
辛い思いをいてでも息を引取るまで普通の生活をしていた自分の祖母や亡くなるまで舞台に立っていたある里神楽の社中の家元の話、そして、自分の親方も健在ですが、高齢にも拘らず現場の第一線にいる。亡くなられた逸見さんもそうである。
その人その人の生き様が、深く心に刻まれる。
それこそが、生きてきた証ではないだろうか?
息子・娘や孫は、当然なのだけれども、その息子や孫の心に生き様が刻まれているからこそ、生きた証となるのではないだろうか。
そのように、人の心に刻まれるような生き方をしたいものです。
そのために日々精進しなければ・・・・・。
最後に奥山さん、ありがとう!!ご冥福をお祈りいたします。
そして、残されたご家族の皆さん、奥山さんを誇りに思ってください。
今でも、彼はみんなの心の中で生き続けています。
合掌。